20世紀少年 / 映画ではなく新春特番

| コメント(0) | トラックバック(0)

20080828000ec00000viewrsz150x.jpg映画愛を感じない、あくまでもテレビ的な映画で、これを映画と言うなら日本映画の先行きが不安になります。

と、いきなり悪評を書いてしまっているようですが、大スクリーンコンテンツに「映画的」とか「TV的」という観点を覗いてみるのであれば良くできてると思います。
普通に面白く見る事ができました。
あの長い原作は上手に消化され、連載初期の「トモダチは誰なのか?」というドキドキ感を巧みに再現し、原作ファンを納得させるだけのギミックを十分に盛り込み、見応えはあると思います。


しかし、TV的な独特の「悪ふざけ」というケレン味が鼻についてしまいました。堤さんより、金子修助さんが監督された方が、より映画として面白い作品になっただろうなと感じました。


また、原作ファンの期待に応えるキャスティングは、ヴィジュアル面やキャラクター面では絶妙なのですが、それを優先しすぎてどうにも演技がお粗末になっていました。冒頭数分の演技は本当に酷く、スクリーンで見るに耐えられない状況です。最初は耐えられないのですが、香川照之さんが出てくるあたりから、やっと安心でき、その頃には慣れてくるので、そういう点では何とか大丈夫ではあったかと。
また、唐沢さんはちょっと大味な演技になっていて、悪ふざけ感を助長していただけに感じました。

この「悪ふざけ感」はある意味原作に通じるものなので、確かに解釈としてはあってるのかもしれませんが、浦沢直樹さんがやると自然ですが、堤さんがやる分にはちょっと嫌みでした。


それを逆に楽しむ映画として見るのであれば、良い映画だと思います。
確かに、演出上は巧みなところも多いですので。


評価:★★★☆☆
上映中の映画館 >>> http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyst/id327991/

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://type-0.jp/mt-cgi/mt-tb.cgi/149

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2008年9月 1日 18:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ダイソンのハンディタイプ掃除機」です。

次のブログ記事は「容疑者Xの献身 / 堤真一さんが素晴らしかった」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。